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五島うどんのある生活

 携帯電話の通信制限がかかってしまい、なかなかブログが更新できていませんでした。こちらにきてから、携帯電話(ドコモ。ちなみに上五島ではドコモが一番つながりやすくて、ドコモ>au>ソフトバンクの順でつながりやすい)と、モバイルwi-fiルーターを夫婦でシェアしていて、今月はあと1週間を残すところで「残り1G」の通知が来てしまいました。ネットを引くのは気が引けて、通信量も節約ボンビー夫婦なのであります。

 そんなこんなで、先週末もうどん作りをやってきました。塩水をつくるところからすべて一人でやらせていただきました。この日は雨で気温はやや高め。湿度はもちろん高くて、それなのにちょっとびびって前回作った塩分量と水分量で生地を熟してしまい、うどんを少しずつ伸ばす段階からやわらかくて、ハタかけをするときにはもう目も当てられないくらいひどい状況でした。でも、「どんなにひどいうどんになっても、最後まで、お客様に少しでも届けるつもりでつくりなさい」という師匠の西崎さんの言葉を脳内で何度も再生しながら、麺同士がくっついても1本ずつ根気よく伸ばし、めちゃくちゃ時間はかかりましたが、なんとか少しだけでも人様にお渡しできるようなうどんにはなりました。伸ばしたうどんに竿が入らなかったときは、頭が真っ白になって、やっぱり自分にはうどん作り向いてないんやーーーーと何回も思ったけど、いやここであきらめたらあかんのやと言い聞かせて、踏ん張りました。

 記者時代に知り合った方が五島市の国際トライアスロン大会「バラモンキング」に参加された帰りに、なんとわざわざ上五島まで足を運んでくださったので、先週作ったうどんをラッピングしてお渡ししました。その方から「麺の太さがもっとそろっていた方がいいけど、おいしかったよ」とメッセージをいただき、よしまた頑張るぞと闘志を燃やしております。

 パッケージは自分で作って、船崎の赤帯はまだまだ負けるような腕ではないので、好きな緑色の帯を巻いてみました。船崎のうどんには赤色の帯が巻いてあり、師匠の西崎さんは「買っていただいたかたと縁を結ぶという気持ちを込めている」とおっしゃっていて、それがとても素敵だなと思い、私も帯を巻いています。うどんから、いろんな縁がつなげていきたいなと思います。

 そんなこんなで(すきな接続詞)、毎週6kgずつうどんができて、しかも人様にお渡しできないのがたくさんできるので、竹内家は二日に一度(つまり私が食事当番の時)、五島うどんを食べています。飽きないように、いろんな饂飩アレンジに挑戦中。ここ最近のレシピは…

 ナスと鶏ひき肉の味噌炒めぶっかけうどん。ちょっと砂糖とみりんを入れすぎて甘くなってしまいましたが、アリだと思いました。鶏じゃなくて豚ひき肉にすればよかった…

 五島うどんのボンゴレビアンコ。うどんをゆですぎた!今回は乾燥させる前の半生麺を使ったので、生パスタみたいにもちもち触感が楽しめました。アサリは手抜きでボイルしたやつを使ってしまったよ。ごめんね、アキラ君。でもおいしかったよね?!

 余ったナスと鶏ひき肉を今回はボロネーゼに。クックパッド様を見て、ケチャップとウスターソースで味付け。うどんのゆで具合も少し硬めでにしたらちょうどよかった!これはめっちゃアリでした。

 日々、「週末は麺」という本を片手に、五島うどんのアレンジを考えています。いつかいろんな五島うどんを食べてもらえるような場所を作りたいな、なんて考えています。今日も私の当番なので頑張るぞ!

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