全力海開き！

　新上五島町の蛤浜海水浴場で16日(土),17日(日)、上五島に夏の到来を告げる海開きイベント「蛤浜で遊ぼデー&白砂の芸術祭」が開催されました。

　前日までの天気予報では雨でしたが、見事両日ともお日様が顔を出してくれました！海開きイベントに参加するのは、なんだかんだで人生を通じて初めての体験。景品をかけて、砂浜でビーチフラッグやラムネの早飲み競争、サイコロゲームで子どもから大人まで一緒に盛り上がったり、この日だけ無料開放されたバナナボートやシーカヤックが青い海に彩りと活気を添えたり、ちょっと前まで雨ばかりで憂鬱だったのに、この二日間のイベントが、上五島を一瞬で夏色に変えてしまったのでした。

（イベントを通して最も盛り上がるビーチフラッグ。カメラマンの数も一番多かった笑）

　夏の海のイベントとして欠かせないのがスイカ割り。目隠しをして棒を持って5回回って、５〜10m先のスイカを割るといういたってシンプルなルールで、小学校低学年以下のちびっ子たちを対象にしたイベントだったのですが、何がすごかったかというと、スイカを確実にゲットしようという保護者の方々の熱のこもった指示でした。保育園くらいの小さな子どもに、パパやママ、じいちゃんやばあちゃんたちが「もうちょい右！そっちは左でしょ」「お箸持つ方に回って」「お母さんの声のする方においで」など、戸惑うちびっ子に必死のアドバイス。お母さんの指示が細かすぎて、途中で動けなくなったり、気合を入れすぎてスイカを粉砕したりと、ほんわかする光景で溢れていました。

　今回のイベントには、県外からもゲストや参加者として多くの方々が参加してくださいました。２日目のオープニングをかっこいいよさこい演舞で飾ってくださった熊本の肥後真狗舞（マグマ）さんと、佐世保市のさせぼオールスターズさん、そして白砂の芸術祭で美しい砂像を作ってくださった鹿児島県南さつま市の吹上浜砂の祭典実行委員会のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。