目指せ!週末農家②
- sanaem0928
- 2015年12月1日
- 読了時間: 3分
11月24日(火)
師匠の石田夫婦とともに、お貸しいただけることになった畑に初めて訪れた。畑は川沿いにあり、20畳くらいで、カラスよけのネットも付けられた好環境!ただ、畑は一面雑草に覆われており、さっそく3人で草刈りをスタート。私はカマ、奥さんは鍬、師匠は草刈り機を装備し、連携して作業を進めます。
草刈り機のおかげで1時間ほどで雑草はきれいになったけど、その下から無数の布や瓦、レンガなどが出現!前の持ち主の方が雑草が生えないようにと土の中にマットやビニール、木材などを敷き詰めていたようで、ここからは手作業で、機械で土起こしができるくらいにまで布や石、硬い根っこなどを取り除いていく。この日は2時間くらい作業をして、3人全員がくたくたになったところで打ち切りに。「布や根っこがきれいになったら、機械を入れて耕すけん、あとはぼちぼち頑張れ」と師匠。帰り際に、「味噌汁にすると美味いよ」と、大切に冷凍保存されていたハタ(おそらく)を分けてくださいました!この人に追いつくには、きっとあと30年以上かかるんだろうな。
「ぼちぼちでよかけん」。石田師匠のあったかい言葉を胸に、泥まみれになって帰宅したのでありました。

こんな状態の畑が…

ここまできれいになりました!師匠、奥さん、ありがとうございました。
11月25日(水)
石田師匠とともに農作業のための道具を揃える小さな旅に出た。カマは農林組合で約2500円の刃が厚いものを、鍬は農協で約6000円の軽くて丈夫なものを購入した。どれも師匠のお墨付きで、「これだとどんな初心者でも楽に仕事ができるぞ」と師匠はおちゃめな笑顔を浮かべています。三又鍬と長靴、手袋(軍手はよくない)、作業着は、事前に安いものをホームセンターで購入。これで準備万端!
昨日は3人だったけど、この日は一人で三又鍬を持ち、土を起こす。だいぶ気温が下がり、寒いはずなのに、鍬を振り下ろしているとすぐに汗が滲んでくる。ただ黙々と、美味しい野菜が実る日を思い描きながら息を切らして鍬を下ろす。苦しくて単純だけど、全然苦じゃない。むしろ少しずつ土がふかふかになる面積が広がっていって、大きな根っこがごっそり取れて、楽しい!まだまだやりたいけど、「ぼちぼちやったらいいぞ」という師匠の教えに従って、2時間ほどで作業を終了。3分の1くらいはきれいになったかな。
作業中、畑のすぐ前の家の方がクロを差し入れしてくださり、さらに採れたてのダイコンと青ネギを師匠の奥さんが分けてくださり、さらにさらにクロを3枚におろしてまでくれました。なんだか心がありがとうの気持ちであふれそうになった。教えていただいてるのはこっちなのになぁ。いつか必ず恩返ししたい!
美味しいお魚たちは、お刺身とお味噌汁と煮付けにしていただきました。