やってみんかね?
はじめまして。夫のアキラです。
時々、妻が運営するこのブログに、ひそかに登場します。
今回が最初で最後となるかもしれませんが…。
ちなみに妻が書くことには、口を出さないようにしています。事前校閲もしません。
好きなように、好きなことを、気兼ねなく書いてほしいと思っています。
今日は、いい写真が撮れた(スマホで)ので、妻の指示でこの日の体験談を少し…。
最盛期を迎えているトビウオ(あご)漁。島に来たからには、島人のソウルフードである
あごを加工している様子を見ないと、と小串地域にある水産加工業「はたした」さんにお邪魔しました。
「はたした」さんではこの日、子どもの腕の長さほどはある鉄製の串に、あごを20匹ほど差して炭火で焼いた後、干す作業を行っていました。あごを見たのは初めてでしたが、目はぱっちり、おちょぼ口が魅力的な、なかなかの美人。
作業していた「はたした」さんの女性陣はベテランぞろいで、さすがに慣れた手つき。瞬く間に串刺しの山ができます。僕は「美人薄命ですね」などとつまらないことを言って仕事を邪魔していましたが「やってみますか?」と誘われ、串刺し作業に挑戦することに。
串はあごのわきの下あたりから差しますが、ぷすっ、と抵抗なく刺さるので、うっかりするとあごといっしょに自分の指も串刺しになります。長い串を持て余しながらも、こんな機会はめったにない、と串刺し作業に熱中し、満喫しました。
島に来て、約一か月半。行く先々でお土産をいただいたり、オロナミンCをごちそうになったり、人の集まりに呼んでいただいたり、今回のように「ちょっとやってみる?」と誘っていただいたりします。僕はこれまで、仕事の関係で10回引っ越していますが、こんなに多くの方にあたたかくしていただいたのは初めてです。
ぼくを見かけたら、またいろいろと誘ってください。
あご差しには、自信がありますよ。