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蛤浜B−1グランプリ

 12日の土曜日、新上五島町に赴任中の長崎県庁の若手職員さん主催のビーチバレーボール大会に参戦した。新人研修で事務所の見学に来ていた女の子とトモダチになり、その女の子が声をかけてくれたのだ。

 社会人になって、こういう元気なイベントに個人的に参加したのは初めてだった。大学時代の友人と遊んだり、取材の一環でいろんなイベントに参加したことはあったけど、ほとんど知らない人たちばかりの中にプライベートで飛び込んでいくという機会はほとんどなくて、緊張するし、気は使うやろうし、皆さんに気を遣わせてしまうやろうし、参加するかものすごく迷ったけど、私はえいやと参加した。ビーチバレーがしたかったという気持ち以上に、地域おこし協力隊としてこの島にいるいろんな人とつながりを持ちたいという気持ちがふつふつと湧き上がったから。

 大会当日。まず島にこんなにたくさん同世代の若者がいるんだと驚いた。県庁の皆さんはとても気さくで明るくて、見ず知らずの上に球技が下手くそな私を温かく受け入れてくれた。何より、日差しもあってまだ少し夏の余韻が残る蛤浜で、思いっきりダイブしたり、走り回ったり、勝利のハイタッチをしたりするのは本当に楽しかった。

 「県と町でもっとこの島を盛り上げていきましょう」。主催者の男の子からこんな言葉をかけてもらってとてもうれしかったし、地域おこし協力隊として何かできるかもしれないと大きな励みになった。来年の夏、この島にいる若者たちが集うような一大イベントになったら楽しいだろうな…。夫をほったらかして飲み会にも参戦し、翌日には身体中が筋肉痛になったけど、いろんな刺激をもらった一日だった。

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