雨のち晴れのW&C
五島うどん修行中のサナエです。とても久々の更新になりました。
新上五島町では10月8日(土)、9日(日)の2日にわたって、毎年恒例のイベント「第11回上五島教会めぐり ウォーク&クルーズ」が開催されました。
今年は全国から約100名の方が参加してくださりました。初日は大雨の予報を覆し、午前中は分厚い雲の間からお日様が顔を出す奇跡のような晴れ間が広がり、新魚目体育館から鉄川与助居宅跡、丸尾教会、青砂ヶ浦天主堂まではなんとか天気がもってくれました。
その後は土砂降りとなり、後半はバスツアーとなってしまったのですが、途中で青葉保育園の子ども達が太鼓の演奏を披露してくれたり、昼食会場となった奈摩郷の人たちが郷土のおやつ「祇園だんご」でおもてなしをしてくれたり、急きょゆるキャラが登場したりと、地元の方々のおもてなしが満載で、雨で曇りってしまいそうだった参加者の方々の顔にパッと笑みが浮かび、とても温かいイベントとなりました。
2日目は一転、雲ひとつない青空が広がりました。福見教会から高井旅、桐教会まで、美しい緑とみずみずしい緑を眺めながら、参加者の方々はウォーキングを満喫。高速船ビッグアースによる若松瀬戸のクルージングも海風が気持ちよくて、本当に贅沢なひと時でした。
ただ一番思い出に残っているのは、朝早く見送りに駆けつけてくださった福見教会の信者の方々です。ミサが始まるよりもとても早い時間から集まってくださり、スタートをする参加者の方々を笑顔で送り出してくださいました。
自分たちの地元がW&Cの会場になるというだけで、ここまで集まってくださるなんて、本当にありがたいことだなと思います。
参加者の皆さん、ボランティアとして関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました!主催者側として、本当に誇らしかったです。
そしてやっぱり、最後はこれ。大漁旗を持ってみんなで船が見えなくなるまでお見送りする姿は、いつもジーンときてしまいます。太陽が傾いていて、とても美しい光景でした。
また来年も、たくさんの出会いがありますように…