初めて出合った海の世界
先日、上五島に移住してきて初めて、海で泳ぎました。初泳ぎの場所に選んだのは、小河原の海水浴場。海の家はないですが、シャワー室があり、何よりすぐ近くに磯があり、魚が見られるのでは、という期待を込めて行ってきました。
水着は、高校生の頃に買ったもので、実家から急遽送ってもらいました。ちょっとぱつぱつでしたが、Tシャツ着てるから問題ナシ!泳げたらいいのです。海で本格的に泳ぐのですらおそらく高校生以来でしたが、毎日暑い思いをしながら綺麗な海を眺めてるだけじゃあもったいないという思いが爆発して、ついにこの日を迎えました。
奮発して購入したシュノーケルを身につけ、釣りをする夫アキラ君に監視役をお願いして、恐る恐る海の中へ。少し泳ぐと珊瑚や海藻の森が現れ、水族館で見るような魚が泳いでいます。岸から見るのとはまったく違う景色が、目の前に広がっていました。
シュールな写真ですが、気に入っています。
夕方頃に行ったので、すぐに海には私たちだけになり、下手くそな泳ぎ方でひたすら魚を追いかけたり、珊瑚や海藻の森を散策したりしていました。青い海は、海の中では翡翠のような濃いブルーで、いつまでも眺めていたい景色でした。
まだまだ知らない風景がたくさんあって、またすぐに海に飛び込みたい気持ちにもなって、31歳にもなって心の中がウキウキして一人ではしゃいでいました。
最後の1枚は、ハワイでも、沖縄でもない、今日の蛤浜海水浴場。まったく加工せずにこんな青い色が出るなんて!仕事で車に乗っていて、ちょっとよそ見をしたらこの景色があって、思わず寄り道してしまいました。もう少し人が少なくなったら、ここで泳ぎたいな。