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世界遺産登録へ再挑戦

 7月25日(月)、上五島に大きなニュースがもたらされました。

 「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」が、2018年の世界遺産登録を目指す候補として、文化審議会がユネスコに推薦することが決まりました。

 以下、日経新聞のWeb版記事から一部引用。

文化審議会は25日、2018年の世界文化遺産登録を目指す候補として、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本)を選んだ。政府は国連教育科学文化機関(ユネスコ)に対して9月中に暫定版、17年2月1日までに正式な推薦書を提出する。

 ユネスコの諮問機関による現地調査などを経て、18年夏の世界遺産委員会で審査される見通し。(引用終わり)

今年2月に、ユネスコの諮問機関イコモスから、「禁教の歴史に焦点を当てて推薦内容を見直すべきだ」との指摘を受け、県などは14の構成資産を12に減らして再提案していました。上五島の「頭ヶ島天主堂」は引き続き構成資産の1つとして残され、訪れた観光客の方々にも「世界遺産の登録を目指している教会堂です」という説明をしていました。

 推薦が取り消されたとき、再び世界遺産を目指しても登録されるのは早くて2年後と言われていて、島内では「なかなか難しいんじゃないか」「もう無理じゃない?!」「世界遺産にならなくても盛り上がるようにしないといけない」という声が聞こえていました。だから、今回の推薦獲得は、とてもびっくりしましたし、「2年後」という明確なゴールに向かって再始動するぞという新たなスタートラインに立ったような、清々しい気持ちでした。

2018年、私たちは地域おこし協力隊の任期を終えて、新しいスタートを切っています。この島で頑張っていきたいと思っているので、世界遺産登録がもたらしてくれる追い風を受け、無事にうまく軌道に乗れたらいいなと思います。そのためにも、町の情報発信、定住への準備とも頑張ろうと改めて思いました。


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