夢をカタチにする下見②熊本県小国町
- sanaem0928
- 2016年11月28日
- 読了時間: 2分
11月26,27日の2日間にわたって、熊本県小国町で開催された「空き家改修ワークショップ」に参加してきました!この研修には、リノベーションに関心のある地域おこし協力隊や自治体職員など15人が九州各地から参加。「空き家を改修して移住してくる家族と一緒に住みたい」と言う小国町地域おこし協力隊のタカたん氏の自宅をみんなで手分けをして改修していきました。

(これがタカたん氏の家。主に内装を改修していきました)
私がトライしたのは、玄関の壁板張りとダイニングテーブル作り、壁塗りの3つ!どれも体験というレベルじゃなくて、そのままのカタチで残る本番の作業。職人の先生方の見よう見まねで、作業服をどろんこにしながら頑張りました。

中学校の技術の授業でノコギリや電鋸を使って以来の木工作業。壁塗り作業はもちろん、ノミもカンナもヤスリの機械も、もちろん初めて触ったけど、タカたん氏に喜んで使ってもらいたいという思いをスタミナに変えて、ひたすら土壁に向き合ったり、木をくりぬいたりしました。金槌が当たり損じてできた左親指のアザは、ちょっとした勲章です(*^_^*)

(講師の宇野先生にノミの使い方をちょっとだけ褒めていただいて有頂天の嫁サナエ)
あと1年とちょっとしたら、私たち夫婦の地域おこし協力隊の任期が終わってしまいます。定住するためにも、拠点を作り、生業を作っていきたいと思っています。だけど、拠点をゼロから作る財産が私たちにはないので、90%以上の確率で空き家をリノベーションすることになります。今習っているスキルを活かして五島うどんを作るのであれば、うどん小屋も作る必要があります。それらをできるだけお金をかけずに作るためにも、できるだけ自分たちの手でやろうと思っています。
道具もスキルも持たない私たちですが、やる気と元気だけはあります。今回、ど素人でもみんなで一生懸命かつ丁寧にやれば、プロみたいにはもちろんできないけど、家が見違えるように生まれ変わるのを実感しました。いつかリノベーションが必要になるその日まで、まずは畑に置くベンチ作りから始めて、少しずつスキルと知識を貯めていきたいなと思いました。
いつか、自分たちの手で作った拠点に、たくさんの人が集まってきてくれる日を夢見て。明日からまた頑張ります!

(宿泊した小国町の木魂館。サッカー合宿の子どもたちで賑わっていました)
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