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新上五島町(長崎県南松浦郡)

 

 長崎市から海を渡って西へ約 80キロにある五島列島のうち、北端の中通島、若松島を含む人口約2万人の町。主な産業は漁業、観光業、うどん製麺業。

 

 江戸時代、幕府の禁教令によりキリスト教徒への弾圧が強まり、長崎県外海地区から隠れキリシタンたちが移住し、集落を築いた。1873年に禁教令が解かれ、約10年の歳月をかけて1919年に建てられた石造りの教会「頭ケ島天主堂」をはじめ島内には29の教会が点在している。

 

 奈良〜平安時代には、遣唐使船の最終寄港地とされており、島内には空海や最澄が訪れたという記録や言い伝えが残っている。また江戸〜明治時代には捕鯨漁で栄え、捕鯨の歴史を色濃く残す伝統行事が現在にも受け継がれている

アクセス

 

 空港はあるが定期便がないため、本島から島に来るには必ず船を使います。本島から島への定期便が出ている港は3カ所。

 

①佐世保港(長崎県)

有川港まで、フェリー2時間半、高速船1時間20分。

九州商船:フェリー 大人2840円/高速船 大人4860円

五島産業汽船:フェリー 大人3100円/高速船 大人 4940円

 

②長崎港(長崎県)

鯛ノ浦港まで、高速船1時間半。

五島産業汽船:高速船 大人5770円

 

奈良尾港まで、フェリー2時間40分、ジェットフォイル1時間15分。

九州商船:フェリー 大人2320円/ジェットフォイル 大人5610円

 

③博多港(福岡県)

青方港まで、フェリー6時間半

野母商船:フェリー 大人4280円

 

※いずれも燃料油価格により変動あり。各社とも往復割引などあります。

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