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夢をカタチにする下見①波佐見町編

 冷たい海風を浴びながら、午前7時のフェリーありかわで出航した嫁のサナエです。明日から2日間にわたり、熊本県小国町で開催される研修に参加してきます!

 熊本県小国町は、グリーンツーリズムや自然エネルギーの活用で先進的な取り組みをしていることで知られており、農山村の活性化や地域づくりをテーマとした講座を多数開講しています。私は今回、地域おこし協力隊の相棒である王さんと一緒に、「移住定住講座」に参加し、空き家改修のノウハウを学んできます。

 新上五島町から小国町の研修へ行くには、前泊が必須。それなら移動するまでの時間を最大限活用しようと、移動日の今日は、おしゃれで使いやすい陶器として人気を集める「波佐見焼」で知られる波佐見町に行ってまいりました。お目当ては、波佐見焼の製陶所跡をリノベーションして建てられた雑貨店やカフェが集まる「西の原」というエリアです。

 佐世保駅から車で約30分、波佐見町に入ると大きな煙突のある製陶所がそこかしこに点在しており、陶器の街であることを実感します。そこからさらに5分ほど走ると、西の原につきます。目印はこの看板。大きな駐車場が幾つかあるので、車でも安心です。

 この日は午前11時前に着いたのですが(西の原には8店舗が入っているのですが、オープンは早いお店でも11時から)、敷地内にはすでに多くの女子たちが。敷地を散策してみると、昔の学校の教室のようなレトロな建物が、古さを残しつつもおしゃれに美しくリノベーションされていて、歩いているだけでワクワクします。

 11時になると、雑貨や食品を扱うお店がオープン。どのお店も個性的で、思わず手に取ったり、家に飾ってみたくなるような小物ばかりで、新しい家を建てたら置きたいな〜とか、お客さんがきたらこの食器でおもてなししたいな〜とか、いろんな妄想が膨らみます。どの建物も木造で天井がうんと高く、きっと寒いんだろうなと勝手に心配していましたが、室内には薪ストーブが置かれていて、とても暖かかったのが印象的でした。

「monne porte(モンネポルト)」さん。ろくろ場として活躍してきた建物。かわいい文房具がいっぱい。隣はギャラリーになっていて、個性的で愛らしい作品が並んでいました。陶器ブローチのガチャガチャが気になった!1回500円で、500円玉がなかったのでこれも運命と諦めました。

「HANAわくすい」さん。絵付け場として使われていた建物。「ずっと使えるもの」をコンセプトに、作り手の顔が見えるこだわりの生活道具が並んでいます。なんと、新上五島町のくらしの学校「えん」で小野さんが作る「手塩」も販売されていました!

「monne legui mooks(モンネ ルギ ムック)」さん。日替わりの料理とデザートが人気のカフェレストラン。建物がとっても可愛くて、見ているだけでも楽しい。だけど料理も手が込んでいてとても美味しくて、平日のお昼なのにたくさんの女子たちで賑わっておりました。波佐見焼でいただくカフェラテは格別でした。ムックさんのように、たくさんの人が集まる場所を、上五島で私も作りたいと改めて思いました。

 特にすごい何かがあるわけじゃないのに、どちらかというと、日常の空間。その空間がとても居心地が良くて、オーナーさんたちの日常がどれもキラキラしていて個性的で面白くて、来てよかったなと心の底から思えたのでした。

 今度は、自分たちの家や宿のような人が集まる拠点ができた時に、アキラ君と一緒に、お客様におもてなしする時に使う食器や雑貨を買いに訪れたいな。その時は、ムックさんで今日のおすすめデザートをいただこう。あーーー本当に待ち遠しい!

 絶対再訪できるように、頑張るぞ。


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