うどん、本気で作っています
手作りで五島うどんを作り続けている船崎地区の「船崎饂飩伝承館」で修行中の竹内妻です。ここ半月ほど、地域おこし協力隊の仕事や、任期後のこと、修行の受け入れ態勢などいろんなことが絡み合って、なかなかうどん修行に行けていなかったので、本当に久々のうどん作り。今回は初めて粉の量を計り、塩水とこね合わせるところから、延ばして乾かすところまで、先生の恵製麺・西崎さんが隣で見守る中、ほぼ全て一人でやり遂げました。太巻きは太くなりすぎるし、細巻きはうまく巻けないし、八掛けは西崎さんの倍以上の時間がかかるし、ちゃんと綺麗なうどんが作れるのか、作りながら本当に不安でしたが、換気や湿度管理は西崎さんにサポートしていただき、なんとか、なんとか、ちゃんと五島うどんになってくれました。
2か月前に作った時は、目も当てられないほどバラバラと麺が乾く前に切れてしまって、私にはうどん作り向いてないかもって本当に悩んだのですが、1つ1つの作業を丁寧に、うどんの状態と真剣に向き合って作ろうと心に決めて、今日はうどん作りに挑んだのでした。
まだまだ西崎さん頼りになってしまったので、次回は完全に一人でうどんを作ろうと思っています。いつか自分の商品を作る時に、どんなうどんにするか、そのためにどんな粉を使うか、どんなパッケージにするか、どうやって売るか、五島うどんの業者さんが島内だけで30もある中で、キラリと光る商品になるように、まずは徹底的にうどん作りを自分のものにできるよう、頑張りたいと思った週末でした。
竹内農園のスイカです。1つでもいいから、大きくなってほしいなぁ…