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マグロのカマの贅沢丼

 約一ヶ月ぶりの日記更新!福岡・岩田屋本店での物産展へ出張に行ったり、2016年度の事業を考えたり、友人の結婚式の余興準備のために関西へ行ったりとバタバタの年度末でした。

 そんな中、この週末は久々に自宅でお昼ゴハン!とあって、最寄りのヘビーユーズスーパー「カミティ」へ。野菜を中心に買い物をしていたら、「今からマグロの解体ショーが始まります」とのアナウンスが。重たいカゴを提げながらいそいそと鮮魚コーナーへ行ってみると、黒光りする巨大なマグロが大きな口を開けて横たわっているではありませんか!なんでも若松島の養殖マグロだそう。観客がほとんどいない中、店員さんはお構いなしに解体スタート。いきなりカマの部分が切り落とされ、「1つ1500円!早い者勝ちだよ」の声。私の頭の中では(きっと夫の頭の中でも)「こんなチャンスめったにないぞ」「たまにはいいじゃん」とエンゲル係数を押し上げようとする悪魔のささやきが…。近くにいたおばちゃんと目を合わせ、一緒に「買います!」と手を挙げていました笑

 そんなこんなでマグロ大好きな私は、帰宅するやいなや「お昼ご飯は大トロ祭りやで」と夫を急かし、早速マグロのカマを捌くことに。このカマの部分はものすごい大トロも大トロで、ものすごい脂なのです。皮も分厚くて、うちにある小さな包丁では文字通り歯が立ちません。なんとか削れる部分だけ削って、太刀打ちできない部分は塩を振って魚焼きグリルへ。脂まみれの手を洗い、少し不安になりながら「大トロ祭り」開幕です。

 結論から申しますと、お刺身として食べるには大トロすぎた!なんて贅沢なワード。普段ボンビー暮らしをしている身からすると、大トロすぎて胃もたれを起こしてしまうのです。味はもちろん素晴らしく美味しいのだけれど、お刺身3枚くらいしか食べられないのです。

 昼ごはんはほどほどにして、問題は晩ご飯。「もしかしたら、ネギトロ丼みたいにネギをかければいいんじゃない?!」という夫の言葉と、サラリーマン時代に先輩に連れて行ってもらっていた福井県のお寿司屋さんの記憶を頼りに、刻みネギと少し高級なわさびを追加購入!まだ捌ききれていない身をなんとか包丁とスプーンで取り、どうしようもない部分は塩を振ってカマ焼きに。

 結論から申しますと、熱々のご飯にネギをたっぷりかけて、小さく切った大トロを乗せ、そこにわさびをたっぷりかけて醤油を垂らして食べると、もうめちゃくちゃ美味しくてめちゃくちゃ幸せな食卓になったのです。カマ焼きは、ものすごい脂で3口くらいしか食べられませんでした…泣。今回感じたのは、マグロの高級部位を激安で食べられる上五島の食の豊かさと、ネギやわさびといった薬味の素晴らしさでした。カミティさん、これからは「神ティさま」と呼びます。

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